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「まさかのまさかだった」——新人漫画大賞の読み切りが②×⑤ファンをざわつかせた理由

Pintab編集部
「まさかのまさかだった」——新人漫画大賞の読み切りが②×⑤ファンをざわつかせた理由

「タイトルからしてノンケじゃねえか、騙されねえぞ」。
そんな身構えで読み始めた人が、読み終えた直後に手のひらを返す——。
8月18日にマガポケ(少年マガジン公式の無料漫画アプリ)で公開された読み切り「姫野姫子の奴隷みてえな彼氏」に、こうした反応が相次いでいます。

無料で読めるたった1本の読み切りが、なぜここまでSNSで語られているのか。
マンガをXでチェックしている人なら気になるはずのこの疑問を、確認してみました。

先に結論をまとめると:
– 第116回新人漫画大賞「特別奨励賞」受賞作で、麦トラM氏(24歳)による44ページの読み切り
– 8月18日にマガポケで無料公開され、②×⑤(特定の組み合わせを指すファンの符丁)界隈を中心に「予想を裏切られた」という反応がXで広がった
– 少年マガジン編集部の評でも「ぶっ飛んだキャラや展開を読ませきる筆力」が評価されている

タイトルだけで敬遠されそうな読み切りだった

公式の紹介文はこう書かれています。
「奴隷プレイ好きなお嬢様の従順彼氏に浮気疑惑!?」。
字面だけ見ると身構えてしまう人も多いはずです。
実際、読者の間でも「このタイトルはノンケ避けの罠なのでは」という警戒の声が先に立っていました。

ところが、いいね8,635件を集めた投稿では、その警戒がそのまま裏切られたことが報告されています。
②×⑤という組み合わせに関心がある層に「まさかのまさか」の展開が刺さった、というのがこの投稿の趣旨です。

この投稿はリツイート2,727件・引用268件にまで広がっており、一部のファンだけの反応にとどまっていないことがうかがえます。
ただ、この数字だけでは「一部の熱心な読者が盛り上がっているだけ」なのか「作品そのものが評価されている」のかは分かりません。
そこで受賞の経緯や掲載の背景を一次情報で確かめてみました。

「特別奨励賞」止まりの作品が、なぜここまで伸びたのか

少年マガジンの公式サイトによると、「姫野姫子の奴隷みてえな彼氏」は第116回新人漫画大賞で「特別奨励賞」を受賞した作品です。
作者は麦トラM氏(24歳)、ページ数は44ページ。
編集部評では「ぶっ飛んだキャラや展開を読ませきる筆力と、ネタ数の多さ」が高く評価される一方、「読者目線の常識人キャラの設置」や「画力・絵柄のさらなる改善」が今後の課題として挙げられていました。
特選ではなく特別奨励賞という区分の作品が、これほどSNSで語られるのは珍しいケースといえるかもしれません

実は同じタイミングで、他の新人賞受賞作もまとめて無料公開されていたようです。
その中には、背中のタトゥーが印象的な「アスパラベーコンの女」も含まれており、こちらもSNSで話題になっているようです。
複数の新人作品が同時に並んだことで、Xでは偶然の一致を面白がる投稿も見られました。

②×⑤という表記そのものについては、投稿の中で由来や正式な意味が説明されているわけではありません。
読者の間で通じている符丁のようなものと見るのが妥当で、この記事でもそれ以上の意味の断定は避けます。
ただ、その界隈の流行と今回の読み切りの展開が「同時期に発生した」こと自体が、話題化のきっかけになったのは確かなようです。

Pintab編集部の考察

新人賞の受賞作をまとめて無料公開する形は、単発の掲載よりも「他の作品と読み比べる」動きを生みやすい施策だと見ています。
今回のように複数作品が同時に話題になったのは、読者が横に並べて語れる状況が整っていたからではないでしょうか。
加えて、タイトルで身構えさせておいて中身で裏切る構造は、SNSでは「感想を言いたくなる」要素として拡散を後押ししやすい型です。
特選ではなく特別奨励賞の作品がここまで伸びたのは、賞の格よりも「読んだ人の温度差」がそのまま拡散力になった結果だと考えられます。
編集部評が課題として挙げていた「画力・絵柄」の粗さも、今回に限っては「勢いのある新人らしさ」としてむしろ好意的に受け止められている印象です。

まとめ

「姫野姫子の奴隷みてえな彼氏」は、タイトルへの警戒をそのまま裏切る展開が読者の口コミを呼び、特別奨励賞の読み切りとしては異例の広がりを見せています。
気になった方は、マガポケでそのまま無料で読める状態です。

さらに深掘りしたい方へ

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