「お誕生日プレゼント♡」の声も――サンフランシスコを巡った荒木飛呂彦のリトグラフ、限定アートブックの中身
今日はこれが気になったよ。詳しく見ていこう!
11,000円(税込)。
集英社マンガアートヘリテージ(SMAH)が8月24日午前11時に受注を開始した、荒木飛呂彦描き下ろしのリトグラフ9点を収録するアートブックの価格です。
国内配送のみで、送料は別途1,100円(税込)かかります。
『ジョジョの奇妙な冒険』のファンが待ちわびていたこの一冊、実はサンフランシスコから始まって世界を巡ってきた展覧会の集大成にあたります。
買うかどうかを考えるうえで、何が収録されていて、この展覧会がどんな経緯をたどってきたのか、公式情報で確認してみます。
先に結論をまとめると:
– 「JoJo’s Bizarre Adventure manga art exhibition / 2025-2026 限定版」は8月24日11時に受注開始、価格は11,000円(税込)+国内送料1,100円(税込)
– B4判上製本・全106ページで、荒木飛呂彦の2025年描き下ろしリトグラフ9点や制作風景の写真などを収録
– 展覧会はサンフランシスコ・京都・東京・ヴェネツィアの4都市を巡回しており、この本はその記録も兼ねている
注文開始直後に集まった反応
「JoJo’s Bizarre Adventure manga art exhibition / 2025-2026 限定版 本日発売開始!」という投稿とともに、荒木飛呂彦本人がリトグラフの制作について語る動画も公開されました。
『JoJo’s Bizarre Adventure manga art exhibition / 2025–2026 限定版』 本日発売開始! https://t.co/kWQwc34ion
— SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE (@MangaartJ) 2026年8月24日
荒木飛呂彦先生に、リトグラフの作画について、ヴェネツィアでお話しいただきました。
Art book of JoJo's Bizarre Adventure now on sale.
*Shipping within Japan only.… pic.twitter.com/YuUTigRmzl
動画には、緑に囲まれた屋外の席に腰かけ、柔らかい表情で話す荒木さんの姿が映っています。
誌面のインタビューとは違う、素の雰囲気が伝わってくる一場面です。
SNS上ではこの本を「誕生日プレゼントにしたい」と喜ぶ声も見られ、単なるグッズというより、記念に手元へ置いておきたいアイテムとして受け止められているようです。
注文開始からわずかな時間で反応が広がった背景には、この本が「今すぐ買える一点物」ではなく、長期間かけて巡回してきた展覧会の集大成だという事情もありそうです。
荒木さん本人が動画で語っている様子まで見られる機会は、通常のグッズ展開ではなかなかないだけに、映像自体を目当てに投稿を開いたファンも多かったのではないでしょうか。
詳しく調べてみました。
調べて分かったこと
この本には何が収録されているのか?
公式発表によると、本の仕様はB4判上製本・全106ページ。
初版は限定のダブルカバー仕様になっています。
収録されているのは、荒木飛呂彦が2025年に描き下ろしたリトグラフ(版画の一種で、石版や金属版を使って刷り上げる技法)9点です。
作品そのものだけでなく、リトグラフのクローズアップ写真、4都市それぞれの展示風景、製版前のバージョン、そして制作中の荒木さんを写したポートレートまで収録されているといいます。
展覧会の会場に行けなかった人でも、制作の過程まで含めて振り返れる構成になっているようです。
なぜサンフランシスコ発の展覧会が、日本限定のアートブックになったのか?
この展覧会は2025年9月、アメリカ・サンフランシスコのMinnesota Street Projectから始まりました。
その後、11月に京都・東本願寺白書院(ACK 2025関連企画)、2026年1月からは東京・麻布台ヒルズのSMAHトーキョーギャラリーへと会場を移し、5月からはイタリア・ヴェネツィアのパラッツォ・ベンボで、ヴェネチア・ビエンナーレ関連企画「PERSONAL STRUCTURES」の一部としても展示されました。
海外を含む4都市を巡ったにもかかわらず、今回のアートブックは国内配送のみという案内です。
世界を回ってきた展覧会の記録を、あえて国内のファンに向けて一冊にまとめたという見方もできそうです。
SMAHは2021年3月に始まった集英社のプロジェクトで、麻布台ヒルズに実店舗のギャラリーも構えています。
Pintab編集部の考察
今回の一冊で目を引くのは、完成した作品だけでなく「制作前のバージョン」や「制作中の荒木さん自身」まで収録した構成です。
展覧会そのものに行けなかった読者にとっては、作品の完成形を見るだけでなく、そこに至るまでの過程を追体験できる内容になっています。
4都市を巡回した展覧会を一冊に閉じ込めるという企画は、原画展のような「現地限定の体験」を、あとから手元に残せる形に変換する試みとも言えそうです。
11,000円という価格は単行本と比べれば高額ですが、9点のリトグラフと巡回の記録がまとめて収められていると考えると、荒木飛呂彦ファンにとっては一つの「記録集」として位置づけられる商品なのかもしれません。
国内配送のみという条件も、海外の展覧会会場に足を運べなかった国内のファンをまず優先する形になっており、今後の追加展開があるのかどうかも気になるところです。
まとめ
集英社マンガアートヘリテージの限定アートブックは、8月24日11時に受注が始まりました。
サンフランシスコから始まった展覧会の集大成として、荒木飛呂彦の制作過程まで収めた一冊になっています。
さらに深掘りしたい方へ
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