「530000!」(ちょっとウケる)――170円から始まり1400万円に化けた、大阪ポップコンの一幕
今日はこれが気になったよ。詳しく見ていこう!
開始価格は170円。
当時の『週刊少年ジャンプ』の定価そのものです。
そこから競りが始まり、最終的な落札額は投稿によれば1400万円まで跳ね上がったといいます。
9月12日、大阪・心斎橋の御堂筋ホールで開かれた「大阪ポップコン」でのオークションの様子です。
会場に居合わせた参加者の投稿が、その場の空気とともにXで広く共有されています。
マンガの古書市場に関心がある人はもちろん、金額の桁だけを見ても驚く数字です。
先に結論をまとめると:
– 9月12日開催の「第3回大阪ポップコン」(心斎橋・御堂筋ホール)で、鳥山明『ドラゴンボール』の連載が始まった1984年『週刊少年ジャンプ』51号のオークションが行われた
– 開始価格は当時の定価と同じ170円、参加者の入札で最終的に1400万円まで上昇した
– 同じ号はこれまでにも国内のオークションで数百万円規模の値がついた実績がある希少品
170円から始まった競りが、会場を沸かせた
投稿によると、主催者は「このDB新連載号はなるべく競り上げて行きたいので、定価の170円からスタートしたいと思います」と切り出したそうです。
そこから「3千!」「8千!」「2万!」「42000!」とテンポよく値が上がり、投稿者自身も「530000!」と入札に参加。
最終的な落札額は1400万円に達しました。
大阪ポップコンのオークションの思い出
— ペキンさん (@pekindaq) 2026年9月12日
主催「このDB新連載号はなるべく競り上げて行きたいので、定価の170円からスタートしたいと思います。170円!」
「3千!」
「8千!」
「2万!」
「42000!」
わし「530000!」(ちょっとウケる)
最終1400万になりましたが、粋な演出でした#大阪ポップコン pic.twitter.com/nq174l4kTu
投稿には、ビニール包装のまま保管された『週刊少年ジャンプ』1984年51号の写真も添えられています。
表紙には孫悟空が描かれ、右下に「DRAGON BALL 鳥山明」の文字が確認できます。
裏表紙には当時の広告ページも写っており、1984年当時ならではの誌面の雰囲気が伝わってきます。
このオークションが行われた「大阪ポップコン(Osaka Pop Culture Convention)」は、心斎橋の御堂筋ホールで開催されているサブカルチャー系の即売会で、9月12日の開催は第3回にあたります。
グッズ・古書の物販ブースと創作者が集まるアーティストアレイが同居する形式のイベントで、今回のオークションもその会場内の企画のひとつとして行われました。
なぜこの号にここまでの値がつくのか?
この1984年『週刊少年ジャンプ』51号は、『ドラゴンボール』の連載第1回が掲載された号として、マンガの古書市場では以前から高値で取引されてきました。
2025年にはマンダラケのオークションでほぼ未読の状態の同号が380万円で落札されたことが報じられており、状態の良い個体はコンディション次第でさらに高額になるケースもあります。
今回の大阪ポップコンでの1400万円という金額も、こうした相場の延長線上にあるとみられます。
オークションという形式だからこそ生まれた金額
170円という定価そのものからスタートし、参加者同士が声を上げて競り合う形式は、即決価格のあるフリマアプリや通常のオークションサイトとは違う独特の盛り上がりを生みます。
投稿者が「粋な演出でした」と振り返っているとおり、金額そのものよりも、当日その場に居合わせた人だけが体験できた競りの過程に注目が集まっている様子がうかがえます。
Pintab編集部の考察:即売会のオークションが持つ「二次流通の記録係」という役割
大阪ポップコンのようなオークションは、単に高額な取引が成立する場というだけでなく、その時点でのマンガ古書市場の相場を可視化する役割も果たしています。
フリマアプリでは同種の商品が常時複数出品されているため相場が分散しやすいのに対し、会場での一点もののオークションは「その日その場でいくらまで値がついたか」という記録として残りやすいのが特徴です。
今回のように著名作品の連載開始号であれば、今後も同種のオークションが開催されるたびに比較対象として参照される可能性があります。
マンガの古書相場に関心がある人にとっては、通販サイトの出品価格だけでなく、こうした即売会・オークションの落札結果もあわせて追っておくと、相場観をつかみやすくなりそうです。
また、今回のように会場での競りという形式は、出品者・落札者双方の顔が見える中で価格が決まっていく点も特徴です。
オンラインの取引では最終的な落札者や競り合いの過程が見えにくいのに対し、即売会のオークションはその場にいた人の投稿を通じて、値上がりの過程そのものがコンテンツとして共有されやすくなっています。
今回の投稿が広く拡散したのも、金額の大きさだけでなく、170円から1400万円までの上昇を実況するような臨場感のある書き方によるところが大きいと考えられます。
まとめ
大阪ポップコンで行われた『ドラゴンボール』連載開始号のオークションは、170円という定価からスタートし、最終的に1400万円まで競り上がりました。
会場に居合わせた参加者の投稿からは、金額の大きさだけでなく、競りそのものの臨場感が伝わってきます。
さらに深掘りしたい方へ
同じ1984年『週刊少年ジャンプ』51号は、過去にもマンダラケのオークションで数百万円規模の値がついたことがあります。
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