マンガ・書籍

「ついに完結」――『宇宙戦艦ヤマト 黎明篇』が埋めた、完結編と復活篇の間の空白

Pintab編集部
「ついに完結」――『宇宙戦艦ヤマト 黎明篇』が埋めた、完結編と復活篇の間の空白
Mashupin

気になる話題を見つけてきたよ。さっそく紹介するね!

『宇宙戦艦ヤマト』には、映画『完結編』と『復活篇』の間に、これまで語られてこなかった時間がありました。
その空白を埋める書き下ろし小説シリーズ「黎明篇」が、2021年の第1部から数えて3部作の完結を迎えます。

シリーズを追いかけてきた人にとっては、なじみのキャラクターたちが辿る”隙間の物語”がどう締めくくられるのか、気になるところではないでしょうか。
第3部「ツァラトゥストラ・ゾーン」の発売情報と、制作陣がXでどう語っていたかを調べてみました。
予約や購入を考えている人にとっても、締め切りが迫っている情報があるので参考にしてみてください。

先に結論をまとめると:
「黎明篇」第3部「ツァラトゥストラ・ゾーン」は11月6日発売
著者は岡秀樹さんで、2021年の第1部から続く3部作がこれで完結します
– 装画・装丁・本文挿絵の梅野隆児さん、メカニックファイルの西川伸司さんも続投。
梅野さんはXで完結を報告しました
– KADOKAWAストアでは、完結を記念した全3冊セットの受注を9月23日まで受け付けています(特製ポストカード付き)

3部作という、あえての作り方

「黎明篇」は、『宇宙戦艦ヤマト 完結編』と『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』の間に流れていた時間を描く、オリジナルの書き下ろし小説シリーズです。
2021年9月に第1部「アクエリアス・アルゴリズム」(著者・高島雄哉さん)が発売されたのを皮切りに、2024年11月には第2部「マリグナント・メモリー」(著者・塙龍之さん)が続きました。
1冊で完結させず、あえて3部に分けて世界観を積み上げていく構成です。
1974年のテレビ放送開始から半世紀以上続くシリーズにあって、映画と映画の間の”語られなかった時間”を新作小説で埋めるという試み自体が、長年のファンにとって新鮮な楽しみ方になっています。

その最終章にあたる第3部「ツァラトゥストラ・ゾーン」が、11月6日に発売されます。
著者は岡秀樹さん。
KADOKAWAストアが公開した書影には、著者名とあわせて「協力:アステロイド6」「イラスト:梅野隆児」「メカニックファイル:西川伸司」「原作:西崎義展」「著作総監修:西崎彰司」というクレジットが並んでいます。
青い宇宙を貫くように艦影が描かれた表紙は、第1部・第2部から続くシリーズのトーンを踏襲したデザインです。

装画・装丁・本文挿絵を手がける梅野隆児さんは、Xでこう報告しています。

「引き続き」という言葉の通り、梅野さんは第1部・第2部から表紙まわりを一貫して担当してきたスタッフです。
シリーズを通して同じ手による装画が続いてきたからこそ、3冊並べたときの統一感も、このシリーズの見どころのひとつになっています。

完結を後押ししたのは、誰の言葉だったのか

制作に関わったのは、装画担当だけではありません。
メカと戦術面を担当したというアカウントも、発売決定を受けてXに投稿していました。

「あのキャラが、あの艦で、あの敵と戦うのか」という一文からもわかる通り、シリーズを追ってきたファンだからこそ気づける伏線の回収が、第3部の見どころになっているようです。
この投稿では「出遅れてしまいました」とも綴られており、完結の知らせがスタッフの間でも順に広がっていった様子がうかがえます。

KADOKAWAストア公式アカウントも発売情報を告知し、完結を記念した3冊セット(特製ポストカード付き)の受注を9月23日まで受け付けています
予約・購入を検討している人は、締め切りの日付を頭に入れておくとよさそうです。
第1部・第2部をまだ読んでいない人に向けては、3冊セットで揃えられる今回の受注はちょうどよい入口にもなりそうです。

Pintab編集部の考察:3部作という作り方の意味

「黎明篇」が最初から3部作として企画されたのは、単に長い物語を分割したという以上の意味がありそうです。
第1部は高島雄哉さん、第2部は塙龍之さん、そして第3部は岡秀樹さんと、部ごとに著者が交代してきました。
ひとつの空白期間を複数の書き手の視点でとらえ直す試みとも読めます。
一方で、装画担当の梅野隆児さんとメカニックファイルの西川伸司さんは全3部を通して続投しており、著者が変わっても作品としての統一感を保つ役割を担ってきたと考えられます。
完結編と復活篇という、すでに存在する2つの映画作品の間を、あとから3冊の小説で埋めるという作り方自体が、半世紀以上続くシリーズだからこそ成立する手法だと言えそうです。

まとめ

『宇宙戦艦ヤマト 黎明篇』は、2021年から続いてきた3部作が第3部「ツァラトゥストラ・ゾーン」の11月6日発売でついに完結します。
装画担当をはじめとする制作陣がXで発売を報告し、完結記念の3冊セットの受注も進んでいます。
完結編と復活篇の間を埋めてきたこの物語が、最後にどんな景色を見せてくれるのか。
発売まであと1カ月半、続報を楽しみに待ちたいところです。

さらに深掘りしたい方へ

「黎明篇」シリーズの詳細や完結記念セットの受注情報は、KADOKAWAストアで確認できます。

あわせて読みたい

ホビー・グッズの新着