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『さむわんへるつ』第5巻発売、連載1周年PVに浦和希・水野朔・アルコ&ピースが出演

Pintab編集部
『さむわんへるつ』第5巻発売、連載1周年PVに浦和希・水野朔・アルコ&ピースが出演
Mashupin

調べてみたら面白かったから、みんなにも教えたくて。

572円。
『さむわんへるつ』第5巻が書店に並んだ10月2日。
店頭ではヘッドホンをつけた主人公たちのイラストを使った販促物が展開されているとみられます。
集英社のジャンプコミックスから出たこの最新刊は、連載がちょうど1年を迎えるタイミングでの発売です。
深夜ラジオを題材にした青春マンガが、この1年でどんな支持を集めてきたのか。
発売にあわせて公開されたPVの布陣を見ると、作品が大事にしてきたものが浮かび上がってきました。

先に結論をまとめると:
– 『さむわんへるつ』第5巻が10月2日に発売、価格は572円(税込)
– 連載1周年記念PV「27時からはじまる青春もある。」が公開され、浦和希・水野朔・アルコ&ピースが出演
– 少年ジャンプ公式が缶バッジ・ノート・ポーチなどの原作グッズをプレゼントする企画を実施中(応募は10月11日まで)

PVで”ラジオの人”が声をあてた理由

『さむわんへるつ』は、生徒会長の梟森未明(ふくもりみめい)と、クラスメイトの水尾海月(みずおくらげ)が、共通の趣味である深夜ラジオを通じて距離を縮めていく青春ラブコメです。
くらげの正体は、番組の名物リスナー「うなぎポテト」。
顔を知らないまま言葉だけでつながっていく、ラジオならではのもどかしさが物語の軸になっています。

今回公開されたPV「27時からはじまる青春もある。」は、静止画に声をあてるボイスコミック形式の映像で、梟森ミメイ役を浦和希さん、水尾くらげ役を水野朔さんが担当しました。
さらに、作中に登場する人気深夜ラジオ番組のパーソナリティ「ロングホープズ」には、実在のラジオパーソナリティであるアルコ&ピースの平子祐希さんと酒井健太さんが起用されています。

実在の深夜ラジオパーソナリティが、作中のラジオパーソナリティを演じるという配役は、単に豪華さを演出するためのキャスティングには見えません。
アルコ&ピース自身が長年深夜ラジオの看板番組を持つコンビであることを踏まえると、作品が描く「ラジオ文化」そのものへの目配せとも読める組み合わせです。

1周年の節目に、公式はグッズを選んだ

PVの公開と同じタイミングで、少年ジャンプ公式(@jump_henshubu)は原作グッズのプレゼント企画を始めました。
対象は缶バッジ・ノート・ポーチなどの原作グッズで、缶バッジには作品ロゴと、ヘッドホンをつけた2人のキャラクターがそれぞれデザインされています。
応募方法はアカウントのフォローと対象ポストのリポストで、締め切りは10月11日です。

投稿では「JCSやJUMP SHOPで大人気の商品が登場」とも説明されており(JCSは集英社が運営する通販サイト「ジャンプキャラクターズストア」の略称です)、単行本の発売日に合わせて、映像とグッズという2つの軸で読者との接点を広げようとしていることがうかがえます。

書店側の動きも重なっています。
5巻の発売にあわせて、一部書店では購入特典としてオリジナルステッカーが用意されており、単行本そのものに加えて店頭を回る楽しみも用意された格好です。
単行本・PV・グッズ・店頭特典という複数の入り口を同時に開けることで、どこか一つのきっかけからでも新刊にたどり着けるようにした展開といえます。

なぜ今、ここまで力を入れるのか

『さむわんへるつ』はすでに「次にくるマンガ大賞2026」のコミックス部門で1位を獲得しており、評価の面では一つの到達点を迎えています。
それでも単行本の発売に合わせてPVとグッズ企画を重ねてきたのは、賞の話題性だけに頼らず、新刊を手に取る読者を自分たちの力で広げようとする動きに見えます。

5巻に収録された話では、ミメイが同じ番組のルーキー戦で鷹山という人物と大喜利(お題に対して面白い答えを即興で返し合う話芸)対決に挑む展開が描かれています。
番組への投稿を軸にしてきた物語の筋立ては、巻を重ねても変わっていません。

Pintab編集部の考察

ボイスコミックという手法そのものは珍しくありませんが、「深夜ラジオが題材の作品に、実在のラジオパーソナリティを声としてあてる」という組み合わせは、作品のテーマと宣伝施策が一致している点で筋が通っています。
読者は単に豪華な布陣を見せられるのではなく、「ラジオ好きが作ったラジオ好きのための映像」として受け取りやすく、既存ファンの熱量を削がずに新規層へ届けられる設計です。

グッズ企画には缶バッジのような手に取りやすい価格帯の商品も含まれていたことも見逃せません。
高額なグッズに限らず気軽に応募できそうな景品を選んだことで、単行本の購入と同じタイミングで参加するハードルを下げている可能性があります。
単行本の売上と話題化を同時に狙う販促として、連載1周年のタイミングで動く他誌の企画にとっても参考になりそうな組み立てです。

単行本は紙版のほか電子版でも配信されており、どちらから読み始めても物語の続きを追える点も、連載1年の節目で新規読者を迎え入れる土台になっています。

まとめ

『さむわんへるつ』第5巻は連載1周年という節目に合わせて発売され、PVとグッズ企画の両方で読者との接点を広げる動きが見えました。
次の巻でもこの歩調が続くのか、注目したいところです。

さらに深掘りしたい方へ

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