「歓喜の中、突如現れる白い悪魔」——ゾックが”劇中最後の一機”に選ばれた理由
調べてみたら面白かったから、みんなにも教えたくて。
半球型の緑の頭部が、真っ二つに割れる。
中から現れるのは、連邦軍の白いモビルスーツ——。
『機動戦士ガンダム』を知る人なら、一度は目にしたことがあるはずの名場面です。
その”割れる頭”を持つジオン軍の水陸両用MS「ゾック」が、9月4日16時からROBOT魂として予約受付を始めました。
ガンプラや完成品フィギュアを集めている読者なら、「またゾックか」ではなく「ついにゾックか」と感じた人も多いのではないでしょうか。
今回はその理由を、公式発表とファンの反応から掘り下げてみます。
先に結論をまとめると:
– 「ROBOT魂 <SIDE MS> MSM-10 ゾック ver. A.N.I.M.E.」が魂ウェブ商店で予約受付中。
価格は15,400円(税込)、発送は2027年3月予定
– モノアイ部にLED発光ギミックを搭載し、全高約165mmという大型サイズで再現
– アイアン・ネイルの個別可動や煙エフェクトパーツなど劇中設定を意識した作り込みがあり、初代『機動戦士ガンダム』登場MSのROBOT魂化がこの一機で一区切りを迎える
予約開始と同時に「予約しました」の声が並んだ
今回のゾックは、プレミアムバンダイが展開する完成品フィギュアシリーズ「ROBOT魂」の中でも、劇中の見た目に忠実な再現を掲げる「ver. A.N.I.M.E.」ラインからの登場です。
9月4日16時に魂ウェブ商店で予約受付が始まると、X上では早速「予約した」という報告が相次ぎました。
ロボット魂のゾック予約しました
— RintaroKomori (@jJcq1UcKLRmwvOT) 2026年9月4日
モノアイ動くの楽しみ pic.twitter.com/3Xey4uVqFz
「モノアイ動くの楽しみ」という一言に、この商品の狙いが集約されています。
ゾックは丸みを帯びた図体からは想像しにくいほど機敏に動く水陸両用MSとして描かれてきました。
今回のROBOT魂は、その”見た目とのギャップ”を可動と発光ギミックで表現しようとしています。
ただ、なぜこのタイミングでゾックが選ばれたのか、そして165mmという大きさに何を込めているのかは、公式発表を読み込むまで分かりませんでした。
なぜ「ゾック」だったのか?
ゾックは1979年の初代『機動戦士ガンダム』に登場するジオン軍の水陸両用MSで、劇中では敵の潜水艦を装った”トロイの木馬”のような使われ方をします。
冒頭で紹介した「頭が割れて中から連邦軍のガンダムが現れる」場面は、この機体が乗っ取られて逆用されるという、当時としても異色の展開でした。
X上では、この場面を踏まえたファンイラストも投稿されています。
ゾックの発売に歓喜してる中、突如「中」から現れる連邦の白い悪魔#機動戦士ガンダム https://t.co/GRlt1I7YUM pic.twitter.com/uTGK0rOlpc
— かとら (@katoramann) 2026年9月4日
「ゾックの発売に歓喜してる中、突如『中』から現れる連邦の白い悪魔」という添え文には、単なる新商品告知にとどまらない”あの場面を知っている人にしか分からない”ニュアンスが込められています。
ゾックというMSは、見た目のインパクトだけでなく「中に何かが仕込まれている」という劇中設定そのものがファンの記憶に残っている機体なのだと分かります。
電撃ホビーウェブの報道では、今回の商品を「劇中登場MS最後の一機」と紹介しており、これまでROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.で立体化されてきた初代ガンダムの主要MS群が、ゾックの参入でひとまず出そろう形になります。
この165mmという大きさは何を再現しているのか?
公式アカウントが投稿した仕様紹介には、開発陣がどこにこだわったかが具体的に書かれています。
【9/4 16時受注開始】
— ガンダムフィギュア/BANDAI SPIRITS TAMASHII NATIONS OFFICIAL (@gundam_tamashii) 2026年9月4日
「ROBOT魂 <SIDE MS> MSM-10 ゾック ver. A.N.I.M.E.」はモノアイが光る!
片側のモノアイレールに合わせLEDを配置、発光の移り変わりにより、特徴的な劇中でのモノアイの左右・上下移動を再現!!
🛒ご予約は→ https://t.co/qYXq7cwnsz#ROBOT魂 #ガンダムフィギュア pic.twitter.com/19UhbZW7cD
投稿によれば、モノアイのレール片側に沿ってLEDを配置し、発光が移り変わる仕組みを再現しているとのことです。
加えて、劇中でゾックの特徴である「アイアン・ネイル」と呼ばれる爪も個別に可動し、煙のようなエフェクトパーツも付属します。
全高約165mmは、通常のROBOT魂可動フィギュア(多くは130mm前後)と比べてひと回り大きく、劇中でのゾックの”図体の大きさ”を意識したサイズ設定だと考えられます。
価格は15,400円(税込)で、発送は2027年3月を予定しており、他の初代MSシリーズと同様に受注生産に近い形での展開です。
Pintab編集部の考察:「最後の一機」が意味するもの
今回の見どころは発光ギミックそのものより、「劇中登場MS最後の一機」という位置づけにあると見ています。
ROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.は主人公機やライバル機から先に立体化されるのが定石で、ゾックのような”変則的な使われ方をする脇役MS”は後回しにされがちです。
それが最後に選ばれたのは、単に埋め合わせではなく、シリーズを追いかけてきたファンへの「ここまで揃えれば作品世界を一通り手に入れられる」という区切りの提示だと考えられます。
個々の可動ギミックより、コレクション全体の完成度を評価軸に置いているファンにとっては、価格や発送時期以上に「これで一区切りがつく」という情報の方が、購入を後押しする材料になりそうです。
まとめ
ゾックのROBOT魂化は、単発の新商品というより、初代ガンダムのMSラインナップを追いかけてきたファンにとっての一つの節目です。
モノアイの発光やアイアン・ネイルの可動といった細部の再現度も、その締めくくりにふさわしい作り込みになっています。
さらに深掘りしたい方へ
商品の詳細な仕様は電撃ホビーウェブの記事で確認できます。
予約は魂ウェブ商店の商品ページから行えます。
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