斧を担ぐシュタルクに、フリーレンの魔導書が付く理由——S.H.Figuarts新作の仕掛け
調べてみたら面白かったから、みんなにも教えたくて。
戦斧を背負い、白い布を腰にさげて立つ一体の可動フィギュア。
2026年8月31日、フィギュア情報を専門に扱うアカウント(バンダイスピリッツ公式ではない)がこの写真を投稿しました。
『葬送のフリーレン』の戦士シュタルクが、S.H.Figuarts(可動フィギュアブランド。
関節を自在に動かしてポーズを付けられるのが特徴)として初めて商品化されたのです。
推し活・ホビー好きにとって気になるのは、いつ予約が始まり、いくらで、何が付いてくるのかという実務的な部分でしょう。
今回はそこを一次情報で確かめました。
先に結論をまとめると:
– シュタルクのS.H.Figuartsが初商品化。
価格9,900円(税込)、2026年9月1日から一般店頭で予約開始、2027年3月発売予定
– 同時にフリーレン(8,800円)とフェルン(9,350円)も再販決定し、同じ9月1日から予約できる
– シュタルクにはフリーレン用の魔導書パーツが付属し、単体商品でありながら他のフィギュアと絡めて飾れる設計になっている
シュタルクの可動フィギュアが8月31日に公開
『葬送のフリーレン』は、勇者ヒンメルの死をきっかけに旅を再開したエルフの魔法使いフリーレンが、弟子のフェルン、そして心優しき戦士シュタルクとともに歩む物語です。
今回商品化されたのはそのシュタルク。
写真では戦斧をジョイントパーツで背中に背負ったポーズと、表情パーツを替えて驚いたような顔をしたポーズの2種が公開されています。
投稿を出したのはフィギュア情報を専門に扱うアカウントで、写真とともに価格・予約開始日・発売時期を一つの投稿にまとめて伝えています。
【葬送のフリーレン】S.H.Figuarts「シュタルク」可動フィギュア
— ホビー速報@フィギュア&プラモ (@figsoku) 2026年8月31日
【9月1日予約開始】
価格9,900円(税込)
2027年3月発売予定https://t.co/UaqXClxy8x#SHFiguarts #葬送のフリーレン pic.twitter.com/1jvPyeq5wY
いいねは162件と派手な拡散ではありませんが、内容は一次情報そのものです。
ただ、投稿文だけでは「なぜこのタイミングでシュタルクなのか」「フリーレンとフェルンの再販とは何が違うのか」までは分かりません。
そこで公式発表元をたどってみました。
公式発表を追って見えてきた設計の意図
シュタルクには何が付属するのか?
電撃ホビーウェブの発表記事によると、シュタルクの付属品は戦斧のほか、交換用の表情パーツ3種、腕輪、そして「ジャンボベリースペシャル」と呼ばれるパフェ形のパーツです。
さらに注目したいのが、ボーナスパーツとしてフリーレン用の魔導書が同梱される点です。
公開された写真には、魔導書とこのパフェパーツを手にした人物が写っており、これはシュタルクの箱に入っている部品を、既存のフリーレンのフィギュアに持たせて撮影したカットだと分かります。
単体で完結する商品なのに、隣の商品を意識したパーツまで用意しているわけです。
魂ネイションズ(バンダイスピリッツのフィギュアブランドを統括するライン)の公式アカウントも、同じタイミングでフリーレンとフェルンの再販決定を伝える投稿を出しています。
TVアニメ『#葬送のフリーレン』より
— 魂ネイションズ公式/BANDAI SPIRITS TAMASHII NATIONS OFFICIAL (@t_features) 2026年8月31日
S.H.Figuarts「フリーレン」「フェルン」が2027年3月再販決定!
・S.H.Figuarts フリーレンhttps://t.co/4uCffNC2zw
・S.H.Figuarts フェルンhttps://t.co/wx2uQJRVao
一般店頭にて9月1日予約開始!#フリーレン #frieren #t_shf pic.twitter.com/1q1fvm4QX4
「再販」という言葉が使われている通り、フリーレンとフェルンは過去に一度発売済みの商品です。
今回はその型を使った追加生産で、価格や発売時期をシュタルクにそろえてきた形になります。
3体そろえると何が変わるのか?
これまでフリーレンとフェルンは手に入っても、シュタルクだけが商品化されていませんでした。
今回そこが埋まったことで、フリーレン・フェルン・シュタルクの3体を同じ予約タイミングでそろえられるようになります。
公開された写真の一枚には、杖を持つフリーレンとみられる人物、法衣姿のフェルンとみられる人物、そして戦斧を担ぐシュタルクが横並びで写っており、3体並べたときの見え方を確認できます。
価格は合計で9,900円+8,800円+9,350円=28,050円(税込)。
1体ずつ買い足すよりも、同じ予約枠で申し込める今回のタイミングの方が、店頭在庫の確保や発送のそろえやすさという点でメリットがあります。
ホビー系メディアの記事でも、この3体同時予約の切り口が取り上げられていました。
Pintab編集部の考察
今回の商品化で見るべきは、「単体で見ても完成度が高いが、隣の商品も買うと体験が増える」設計になっている点です。
シュタルクの箱に入っているのはシュタルク自身のパーツだけではなく、フリーレン用の魔導書というかたちで、他の商品の所有を前提にしたおまけが仕込まれています。
これは単発の商品企画ではなく、既に手元にフリーレンを持っている人、あるいはこれから3体そろえようとしている人の両方を意識した作りと読めます。
価格帯にも一貫性があります。
シュタルク9,900円、フリーレン8,800円、フェルン9,350円と、いずれも1万円を切る帯にそろえられており、キャラクターごとに極端な差は付けられていません。
可動フィギュアはパーツ数(関節・交換パーツ)が価格に直結しやすいジャンルですが、今回は「3体そろえたときの総額」を意識しやすい価格設計になっていると言えそうです。
入手のしやすさで言うと、今回は「一般店頭にて予約開始」というアナウンスがされています。
特定の通販サイトの先行予約ではなく、9月1日から広く店頭・通販で申し込みが始まる形です。
普段オンラインくじや先行抽選を追いかけていない人でも、通常のフィギュア予約と同じ感覚で申し込めます。
作品にとっての意味としては、これまで欠けていたシュタルクが加わったことで、フリーレン一行の3人をS.H.Figuartsの同じシリーズでそろえられる状態になったといえそうです。
まとめ
シュタルクのS.H.Figuartsは9,900円で2026年9月1日から予約開始、2027年3月発売予定です。
同時にフリーレン(8,800円)とフェルン(9,350円)も再販され、3体を同じタイミングでそろえられるようになりました。
気になる人は、まず9月1日の予約開始日をカレンダーに入れておくのがよさそうです。
さらに深掘りしたい方へ
あわせて読みたい
「秋なのに桜装備」――刀剣乱舞のくだぎつねたちが、GiGO限定プライズで2シリーズ同時に登場
新作なのに30年前の顔——ポムポムプリン30周年「あの頃の」グッズが刺さる理由
逆襲のシャアで対決したνガンダムとサザビーが、まさかの「同じ推し」カラーに
グーフィーがまさかのサンドイッチに――”Nuiパン”人気投票1位の中身
全長975mm・3変形で8万8000円――仮面ライダーファイズの必殺武器が”完全再現”にこだわった理由