「このラノ」1位に輝いた作品はどう変わったか——『汝、暗君を愛せよ』第4巻、2万字書き下ろしの中身
これ、話題になってるみたい。一緒に見ていこう!
1,760円の新刊に、2万字を超える書き下ろしが加わりました。
2026年9月10日、本条謙太郎さんのデビュー作『汝、暗君を愛せよ』第4巻がドリコムから発売されています。
「このライトノベルがすごい!」で部門1位を獲得した作品の最新刊であり、続刊とコミカライズも同時に発表されました。
既刊を追ってきた読者にとっては、この1冊で複数の展開が一気に動いたタイミングといえます。
先に結論をまとめると:
– 第4巻はWeb版から2万字超を加筆した上で発売(1,760円・税込)。
全6種の書き下ろし特典付き
– 桂明日香さんによるコミカライズが10月23日から「ドリコミ+」で連載開始
– 第5巻とスピンオフ『地に落ちて死なずば』は2027年春に刊行予定
Web版とは違う1冊になった第4巻
『汝、暗君を愛せよ』は、小説投稿サイト発の作品を書籍化したシリーズです。
物語はグロワス十三世の治世から20年余りが過ぎた王国が舞台で、戦争によって社会不安が広がる中、旧い王として何を残せるのかが問われていく展開が描かれます。
第4巻ではこの本編に2万字を超える加筆が施され、さらに全6種の書き下ろしショートストーリーが特典として用意されました。
Web版をすでに読んでいる読者にとっても、単なる書籍化ではなく読み応えが上乗せされた1冊になっています。
発売を記念したキャンペーンも始まっています。
公式X(@nanji_ankun)のフォローと対象投稿のリポストで、ルロワ家の紋章入りオリジナルワイングラスが5名に当たるほか、第4巻の感想を引用ポストすると、著者・本条謙太郎さんとイラストレーター・toi8さんのダブルサイン入り複製原画が5名に贈られるWチャンスも設けられています。
応募期間は9月10日から30日までです。
ただ、この巻で動いたのは特典キャンペーンだけではありません。
同時に発表された続報の方が、シリーズを追う読者にとっては本題かもしれません。
調べて分かったこと
コミカライズはどこで読めるのか?
桂明日香さんが手がけるコミカライズは、10月23日から「ドリコミ+」で連載が始まります。
先行の試し読みもすでに公開されており、小説を読んでいない読者にとっても作品世界に触れる入り口が増えたことになります。
ドリコムが運営するWebマンガサイトでの連載という位置づけで、小説とコミカライズを並行して展開する形です。
続刊はいつ読めるのか?
第5巻と、スピンオフとなる『地に落ちて死なずば』の刊行は、2027年春が予定されています。
本編とスピンオフを同時に予告した形で、王国の物語を複数の視点から掘り下げていく構成が意識されているようです。
「汝暗君を愛せよ」というタイトルで検索して最新情報を追っているファンも多く、続報への関心の高さがうかがえます。
第4巻は「このライトノベルがすごい!」の部門で1位を獲得した実績を持つシリーズの最新刊でもあります。
ランキングでの評価と、今回の大幅加筆・特典・コミカライズ・続刊予告という一連の発表が重なったことで、既刊読者にとっては読み返す動機がいくつも重なったタイミングになりました。
どんな話なのか、あらためて整理すると
物語の軸になっているのは、グロワス十三世という王のもとで20年余り続いた治世の終わりです。
戦争によって国が社会不安に揺れる中、「新しい何かを」求める人々と、旧い時代の王として何を残せるのかという問いが並行して描かれます。
タイトルの「暗君」という言葉が示す通り、単純な英雄譚ではなく、統治の限界や時代の転換点にどう向き合うかを主題にした作品です。
第4巻でこの本筋に2万字超の加筆が入ったということは、Web版で描かれていた王国の危機がより濃密に掘り下げられた可能性が高いといえます。
Pintab編集部の考察
Web小説発の作品が書籍化する際、単行本化のたびに加筆を重ねるのは珍しくありませんが、今回のように「2万字超の加筆」という具体的な分量を打ち出すのは、Web版の熱心な読者に対して「今回は買う理由がある」と伝えるメッセージにも見えます。
特典キャンペーンの当選品が原画やサイン入りグッズである点も、グッズよりも作品への思い入れそのものを評価するファン層を意識した設計といえそうです。
コミカライズと続刊予告を同じタイミングで揃えたのは、1冊の発売を単発の話題で終わらせず、次の楽しみへつなげる狙いがあるのではないでしょうか。
スピンオフというかたちで本編と別の視点を用意しているのも、王国の危機という一つの出来事を複数の角度から読ませる構成で、Web小説発のシリーズが書籍という形でどこまで広がれるかを試している段階のようにも見えます。
まとめ
『汝、暗君を愛せよ』第4巻は、2万字超の書き下ろしとキャンペーンを伴って発売され、コミカライズと続刊という2つの新展開も同時に発表されました。
このラノ1位の実績を持つ作品が次にどう広がっていくのか、注目したいところです。
さらに深掘りしたい方へ
刊行の詳細は株式会社ドリコムのプレスリリース、シリーズの最新情報はDREノベルス公式サイトで確認できます。
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