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奴隷の少年が天地学者の弟子に――『ラストカルテ』浅山わかびの新連載「コスモグラフ」

Pintab編集部
奴隷の少年が天地学者の弟子に――『ラストカルテ』浅山わかびの新連載「コスモグラフ」
Mashupin

今日はこれが気になったよ。詳しく見ていこう!

船に乗せられた奴隷の少年が、地図を描く仕事に誘われる。
そんな出だしで始まる新連載が、2026年10月7日発売の週刊少年サンデー45号で幕を開けました。
手がけるのは『ラストカルテ ―法獣医学者 当麻健匠の記憶―』で知られる浅山わかびさん。
タイトルは「コスモグラフ」(宇宙や天地のありさまを描き出す学問「宇宙誌」に通じる言葉)です。
マンガの新連載は毎週のように始まりますが、既刊を完結させた作家が次に選ぶテーマは、ファンにとって一番気になる情報でもあります。

先に結論をまとめると:
– 『ラストカルテ』の浅山わかびさんが、週刊少年サンデー45号(10月7日発売・巻頭カラー)で新連載「コスモグラフ」をスタート
– 主人公は奴隷の少年レオン。
天地学者を名乗るデルマーに地図作りの助手として誘われ、その面白さに魅了されていく物語
– 第1話はサンデーうぇぶりで無料公開中

週刊少年サンデー公式が、発売当日に伝えたこと

週刊少年サンデーの公式Xアカウントは、45号発売にあわせて誌面の見どころを投稿しました。
名探偵コナンのシリーズ解決編や特典情報と並んで、「新連載🎉#コスモグラフ」という一文で浅山わかびさんの新作を紹介しています。

投稿にあるとおり、45号は名探偵コナンが表紙を飾る号でもあり、コスモグラフはその裏で巻頭カラーという厚遇を受けてのスタートです。
新人作家の読み切りが育って連載になるパターンと違い、こちらは既に代表作を持つ作家が次の勝負作として投入した連載という位置づけになります。
週刊連載は巻頭カラーに回る枠自体が限られているため、どの作品にその枠を割くかは編集部の判断がそのまま表れる部分でもあります。
看板作品であるコナンと同じ号で並んで紹介されたことからも、今回の扱いの大きさがうかがえます。

調べて分かったこと

主人公は、なぜ奴隷から地図作りの道へ進むのか

コミックナタリーなどの報道によると、「コスモグラフ」は奴隷の少年レオンが主人公です。
探検船の航海士で、自らを天地学者(地図や天体の観測をもとに世界の姿を描く学者)と名乗るデルマーと出会ったことがきっかけで、地図作りの助手に誘われます。
最初は仕事として関わっていたレオンが、次第にその面白さに魅了されていく――という「別世界地図浪漫譚」として紹介されています。
船上という閉ざされた場所から、地図という「世界そのものを描く」仕事へ視野が広がっていく構成は、少年漫画の王道である成長譚の型に、地図学という珍しい題材を重ねた形といえます。

奴隷という身分の少年が、学問を武器に自分の立場を変えていく展開は、少年漫画で繰り返し描かれてきた「知識が人を自由にする」というテーマとも重なります。
地図作りという仕事そのものが、レオンにとって世界を知るための手段であり、同時に自分の価値を証明する手段にもなっていく、という読み方ができそうです。

浅山わかびは、どんな作家なのか

浅山わかびさんは京都精華大学マンガ学部出身で、2016年に『屈強な男 ケイゴロー』でデビューしました。
週刊少年サンデーでは2020年に『洗脳執事』(全2巻)を連載したのち、2022年から法獣医学をテーマにした『ラストカルテ ―法獣医学者 当麻健匠の記憶―』を全10巻で完結させています。
同作は「次にくるマンガ大賞2023」のコミックス部門で19位にランクインしており、専門職の知識を物語の軸に据える作風がすでに読者の支持を得てきた作家です。
法獣医学の次に地図学を題材に選んだ今回の連載も、同じ作風の延長線上にあると見てよさそうです。

第1話はどこで読めるのか

新連載の第1話「奴隷の少年」は、少年サンデーの公式アプリ「サンデーうぇぶり」で無料公開されています。
雑誌を買わなくても第1話だけはスマートフォンで読める形になっており、連載を追うかどうかを決める前に内容を確かめられます。
週刊少年サンデー本誌は書店やコンビニで購入できるほか、電子版も同時発売されているため、紙・デジタルどちらの読み方でも巻頭カラーの誌面を楽しめます。

Pintab編集部の考察

新連載というと新人デビュー作を思い浮かべがちですが、今回のコスモグラフは完結済みの代表作を持つ作家が次に選んだ題材という点が特徴的です。
『ラストカルテ』が法獣医学、今回が地図学と、どちらも「専門知識を物語の原動力にする」という共通点があります。
派手なバトルや恋愛要素を前面に出すのではなく、ひとつの学問・職業の面白さを少年漫画の文法で見せる作風は、同じ誌面のド定番であるミステリー(名探偵コナン)とは違う読み味を提供しています。
巻頭カラーという扱いからは、編集部が新人の読み切り枠ではなく「次の主力候補」として送り出していることがうかがえます。
奴隷という不自由な立場から、地図という知の世界へ踏み出していく序盤の構図は、今後レオンがどこまで自由を広げていけるかという軸で読み進められそうです。

まとめ

浅山わかびさんの新連載「コスモグラフ」が、2026年10月7日発売の週刊少年サンデー45号で巻頭カラースタートしました。
奴隷の少年が地図作りに魅了されていく物語で、第1話はサンデーうぇぶりで無料公開中です。

さらに深掘りしたい方へ

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