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「バニー貞子とかいう令和の狂気」――呪いの化身が網タイツを履きこなした26cmの中身

Pintab編集部
「バニー貞子とかいう令和の狂気」――呪いの化身が網タイツを履きこなした26cmの中身
Mashupin

これ、話題になってるみたい。一緒に見ていこう!

13,000件を超えるいいねを集めた投稿の第一声は、こうでした。
「バニー貞子とかいう令和の狂気!」。
呪いのビデオで知られる山村貞子が、うさ耳とバニースーツをまとってゲームセンターの景品コーナーに並んでいます。

ホラーとキュートという、本来なら交わらないはずの2つを1体に詰め込んだこのフィギュア。
推し活・ホビーを追いかける方なら、「なぜ今、この組み合わせなのか」が気になるところではないでしょうか。
この記事では、フリューのプライズフィギュア「BiCute Bunnies-貞子-」がどんな商品で、なぜここまで反応を集めているのかを調べてみました。

先に結論をまとめると:
– フリューの人気プライズシリーズ「BiCute Bunnies」に、ホラー映画『貞子』の山村貞子が2026年9月から登場
– 全高約26cm。
うさ耳とシリーズ最大の見どころである網タイツ姿で、恐怖と可愛さを同居させたデザイン
– 原型・彩色を手がけた担当者は「バニーはしっかりバニーに、貞子はしっかり貞子に見せる」ことを狙って造形しており、偶然の悪ノリではなく計算された対比

うさ耳の貞子に、Xが沸いた

フリューのバニーガール姿のプライズフィギュアシリーズ「BiCute Bunnies」。
歴代では初音ミクなどのキャラクターが商品化されてきましたが、今回登場したのは意外にも、ホラー映画『貞子』の山村貞子でした。

X上で最も反応を集めたのは、実際に手に入れたファンによる投稿です。

「バニー貞子とかいう令和の狂気!ウサ耳だけじゃなくちゃんとバニースーツも着てくれるノリの良さ」

投稿には、長い黒髪を垂らしたまま黒いうさ耳を着け、白いワンピースの裾に焦げたような汚れをまとわせた貞子の姿が写っています。
裾からのぞく黒い網タイツの脚は、シリーズの伝統である「本物の網タイツ」仕様。
ホラーとバニーガールという、本来食い合わせの悪いはずの要素が、思いのほか自然に同居しています。

ただ、この投稿だけでは「なぜここまで作り込んだのか」までは分かりません。
そこで発表の経緯と制作側のコメントを確かめてみました。

なぜ貞子がバニー化したのか

フリューが「BiCute Bunnies-貞子-」の商品化を発表したのは2026年4月のこと。
公式Xアカウントの投稿では「呪い…? いえ、バニーです。」という一文とともに商品が予告されていました。
そこから約5カ月を経て、2026年9月から全国のゲームセンターおよびタイトーオンラインクレーン、ナムコオンラインクレーンなどのオンラインクレーンゲームで順次展開が始まっています。

サイズは全高約26cm。
BiCute Bunniesシリーズの通常サイズ(全高約31cm)よりもやや小ぶりですが、シリーズの代名詞である網タイツと、黒いうさ耳のヘッドバンドはそのまま踏襲されています。

造形はどこまで計算されているのか

原型を手がけたのはスパローの「すげ彦」氏。
開発初期は貞子らしい骨張った手やお化けのポーズだったものを、「もっと可愛らしく」というリクエストを受けて、女性らしい手のラインと”うさ耳ポーズ”に調整していったといいます。
恐怖を感じさせる立ち姿や関節の曲がり方を保ちながら、バニースーツの内部まで造形を施すというこだわりようです。

彩色を担当した「waka」氏が語っているのは、「バニーはしっかりバニーに、貞子はしっかり貞子に見せる」という狙いです。
髪の毛先には汚れや血の色を滲ませて恐怖の質感を残しつつ、バニー部分には艶感を加えて可愛さを引き立てる、いわば彩色でコントラストを作る手法が取られています。
単なる悪ノリではなく、怖さと可愛さの両方を成立させるための計算があったわけです。

X上ではこのフィギュアをきっかけに、貞子をモチーフにしたファンアートも投稿されています。
長い黒髪や指のポーズなど、貞子らしいモチーフを保ちながらうさ耳やハート型の小道具を添えたイラストが並び、「色んな貞子」という投稿には2,600件超のいいねが集まりました。

一体のプライズフィギュアが、二次創作まで連鎖的に生み出しているところに、このコラボの反応の大きさが表れています。

Pintab編集部の考察:意外性は”狙って”作られている

今回のケースで興味深いのは、意外性そのものが偶然の産物ではなく、原型・彩色それぞれの担当者が「怖さ」と「可愛さ」の配分を意識的に設計していた点です。
もし貞子の造形をバニー寄りに寄せすぎれば単なる萌えキャラになり、逆にホラー色を残しすぎればバニーガールである必然性が薄れます。
今回のフィギュアが話題になったのは、この綱引きのバランスを保ったまま商品化までこぎつけたからだと考えられます。

プライズフィギューアは低価格帯で数量も流動的なため、コレクター人気の高い定番キャラよりも「攻めた企画」を通しやすいジャンルでもあります。
今回のようにホラー作品のキャラクターをあえて別ジャンルの意匠で商品化する手法は、既存ファン層の外側にいる人にもリーチできる入り口として、他のホラーIPでも今後応用されていくかもしれません。

まとめ

ホラーの象徴だった貞子が、うさ耳と網タイツをまとってゲームセンターに現れました。
作り手が「怖さ」と「可愛さ」の両方を計算して仕上げたこのフィギュアは、X上で13,000件超のいいねとファンアートの連鎖を生み出しています。

さらに深掘りしたい方へ

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