「オレンジジュースの綺里が目印です」――17年待たせた続編、あらいきよこが今また描く理由
これ、話題になってるみたい。一緒に見ていこう!
表紙の中央で、金髪ボブの女の子がストローでオレンジジュースを飲んでいます。
パッケージには「オレンジ100%」の文字。
作者のあらいきよこさん本人とみられるXアカウントで「オレンジジュースを飲んでる綺里が目印です」と呼びかけられており、その言葉通りの一枚です。
『ビューティーポップ Returns』第1巻が、本日書店と電子書店に並びました。
かつて『ビューティーポップ』を読んでいた人にとって、この表紙は単なる新刊案内以上の意味を持つはずです。
この記事では、何が起きているのか、そして続編がどんな内容なのかを一次情報から整理します。
先に結論をまとめると:
– 『ビューティーポップ Returns』第1巻が本日、書店・電子版で同時発売されました
– 原作は2004年から2008年まで「ちゃお」で連載され、単行本は全10巻です
– 続編は2025年4月27日から「ちゃおプラス」で連載中で、本誌ベースでは17年ぶりの復活にあたります
Xで起きていること――作者本人が呼びかけた「目印」
『ビューティーポップ』は、学園を舞台にした美容師志望の高校生・小柴綺里を主人公にした漫画です。
いじめられていた同級生を美しく変身させたことをきっかけに、綺里が美容師という夢を見つけていく物語として描かれました。
その続編にあたる『ビューティーポップ Returns』第1巻の発売にあわせて、あらいきよこさん本人のものとみられるアカウントが次のように投稿しています。
ビューティーポップ Returns
— あらいきよこ (@KiyoMato) 2026年8月26日
1巻が本日発売しました!
オレンジジュースを飲んでる
綺里が目印です🍊✨
お近くの書店で是非ゲットしてみてください。電子版も同時発売しています。
みなさんよろしくお願いします✂️ pic.twitter.com/AZ3IA2lrG4
「オレンジジュースを飲んでる綺里が目印」という呼びかけ通り、書店の店頭でも見分けやすい一枚に仕上がっています。
この投稿だけでも公開から短時間で2,169件のいいねが集まり、かつての読者の関心の高さがうかがえます。
あわせて「人生を変えた作品」「懐かしすぎる」といった声や、実際に美容師になった読者からの感謝の言葉も寄せられているようです。
ただ、投稿の反応だけでは「なぜ今、17年越しに帰ってきたのか」までは分かりません。
ここから先は、公式発表をもとに経緯を確認していきます。
調べて分かったこと
なぜ「17年ぶり」と言えるのか?
原作『ビューティーポップ』は、あらいきよこさんが「ちゃお」で2004年から2008年まで連載した作品です。
期間はおよそ4年で、単行本は全10巻にまとまっています。
美容師を目指す高校生が主人公という、当時の少女漫画としては珍しい職業モノでもありました。
連載終了が2008年、続編『ビューティーポップ Returns』の連載開始が2025年4月27日です。
本誌での物語が動き出すまでに17年かかった計算になり、この時間の長さこそが今回の発売がSNSで話題になっている核だと考えられます。
続編はどこで読めるのか?
『ビューティーポップ Returns』は「ちゃおプラス」という小学館の女子小中学生向け総合エンタメサイトで連載されています。
ちゃおプラスでは「ちゃお」の過去作品を含むマンガが多数無料で読めるほか、月額550円の定期購読に入ると最新号もあわせて楽しめる仕組みになっています。
もともと小学生向けの媒体ではありますが、かつての読者が大人になった今も追いかけやすいよう、電子中心の場所を選んで連載を再開したかたちです。
新1巻はどんな話なのか?
Returns第1巻では、大人になり鳴海彰伍と結婚した綺里の新居に、かつての仲間である「S・P」のメンバーが訪ねてくるところから物語が始まります。
そこから時間をさかのぼり、大学3年生の春に落合がS・Pの再結成を持ちかける場面が回想として描かれる構成です。
原作最終話の少し手前に時間軸を置きつつ、大学時代のエピソードを掘り下げる形になっています。
「その後」ではなく「その間」を描く続編という点が、今回の特徴と言えそうです。
Pintab編集部の考察:懐かしさだけでは終わらない設計
今回の続編で目を引くのは、単に「あの後」を描くのではなく、原作の終盤と大学時代の間にあった空白を埋める構成にした点です。
連載を追っていた読者にとっては答え合わせになり、Returnsから初めて手に取る読者にとっても、結婚後の日常という新しい入り口が用意されています。
加えて、電子中心の「ちゃおプラス」を発表の場に選んだことで、原作読者が育った現在の年齢層にも届きやすい導線ができています。
紙の単行本と電子版を同時に出す判断も、かつての読者と新しい読者の両方を取りこぼさない設計だと見えます。
まとめ
『ビューティーポップ Returns』第1巻は、17年という時間の長さと、原作の終盤を丁寧に補うストーリー構成の両方が噛み合って話題になっている新刊です。
気になった方は、書店か電子版でオレンジジュースの表紙を目印に探してみてください。
さらに深掘りしたい方へ
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